引っ越し費用で見落としやすい出費と予算の立て方
引っ越し業者の料金は出費の一部にすぎません。見落としやすい費用の一覧と、例の予算表、引っ越しを遅らせずに支出を抑える方法をまとめました。

引っ越しの費用が予定をオーバーしやすいのは、計算に入っているのが引っ越し業者の料金だけだからです。残りは後からやってきます。段ボール、旧居の清掃、新居の初期費用、家賃の二重払い、新生活の小さな買い物などです。契約書にサインする前に、全体をリストにする方法をまとめました。
例の数字について: 下の予算は項目を見せるために作った例で、相場の平均ではありません。お住まいの地域で実際に見積もりを取って作り直してください。契約の条件や予告期間は人によって違うので、ご自身の契約書を確認してください。
まず、新居に入るための費用
- 敷金・礼金と、場合によっては仲介手数料、前家賃、保証会社の費用、火災保険料など。
- 旧居の立ち会いと修繕。契約で求められている場合です。
- 電気、ガス、インターネットの開通。
引っ越しそのもの
- 引っ越し業者、またはレンタカーと手伝いの人、ガソリン代。
- 段ボール、ガムテープ、緩衝材、毛布(中古の段ボールは安いか無料のことがあります)。
- 家具の分解と組み立て。
- 道路使用の許可やエレベーターの予約が必要な場合の費用。
見落としやすい費用
- 二重の支払い: 新居の家賃を払いながら、旧居の最後の月の家賃や管理費も払う期間。
- 開通・工事費: インターネット、テレビ、ガスなどの開通や工事。
- 退去時の清掃: 旧居のハウスクリーニングと、新居の最初の掃除。
- 小さな修繕: シャワーヘッド、鍵、カーテン、コンセントなど。
- 最初の買い物: 雑巾、洗剤、電球、置き忘れた物の買い直し。
- 住所変更: 銀行、保険、各種の手続きと郵便。
- 処分: 持っていかない家具や粗大ごみ。
予算の例
| 項目 | 金額(例) |
|---|---|
| 敷金(家賃7万円の1カ月分) | 70,000円 |
| 礼金(1カ月分) | 70,000円 |
| 引っ越し業者 | 60,000円 |
| 段ボールと資材 | 3,000円 |
| 家賃の二重払い(半月分) | 35,000円 |
| インターネット工事 | 5,000円 |
| 旧居と新居の清掃 | 20,000円 |
| 小さな修繕 | 30,000円 |
| 最初の買い物 | 40,000円 |
| 合計 | 333,000円 |
この例では、引っ越し業者の60,000円は合計の18%にすぎません。その金額しか用意していなければ、ほかの273,000円が足りなくなります。なお、この例には仲介手数料は入れていません。物件によって必要になる場合があるので、別に確認してください。敷金は退去時に戻る部分があるかもしれませんが、条件は契約書で確認してください。戻る可能性があっても、入居時に必要な現金が減るわけではありません。
支出を抑えるには
- 先に片づける。 売ったり譲ったりした物は、運ぶ必要も組み立てる必要もありません。
- 3社から見積もりを取り、同じ荷物リストで、含まれる内容を確認します。
- 日を選ぶ。 3月から4月や月末、休日など、希望が集中する日は高くなりやすいです。
- 中古の段ボールを使い、食器はどのみち運ぶ衣類やタオルで包みます。
- 買い物リストは、部屋の寸法を測ってから書きます。
- 契約書と立ち会いの記録を同じフォルダにまとめます。
8週間のカレンダー
- 8〜6週間前: 日取りを決め、見積もりを集め、予告が必要な契約を書き出し、持っていかない物を売る、譲る。
- 5〜4週間前: 引っ越し業者を予約し、段ボールを集め、インターネット、学校、ジム、サブスクに連絡する。
- 3〜2週間前: 普段使わない物を梱包し、部屋ごとにラベルを貼り、清掃を予約し、銀行や保険などの住所変更を始める。
- 最後の週: 家具を分解し、業者に最終確認をし、最初の夜用の箱を用意する。
- 当日: 両方の部屋の状態と、電気、水道、ガスのメーターの数字を写真に撮り、到着後に箱の数を確認する。
最初の夜の箱
書類と薬、充電器、寝具、タオル、洗面用具、コップと箸、予備の電球、段ボールを開けるためのテープとはさみ。トラックではなく手元に持っていくと、夜中に箱をひっくり返さずに済みます。
最初の30日
新居の最初の請求書を確認してください。開通の手違いや契約者名の間違いは、ここで見つかります。買い物は一度にではなく優先順位で進め、工事の領収書は保管しておきます。月の予算も見直しましょう。家賃、光熱費、移動が変わると、前の計画は合わなくなっていることが多いです。
結局のところ、引っ越しの本当の費用は、リストの合計であって、業者の見積もりではありません。新しい契約にサインする前に、お金を取り分けておけば、新生活は借金なしで始められます。一般的な情報であり、法律上の助言ではありません。この出費を毎月に組み込むために、貯金の仕方も見ておくといいでしょう。
よくある質問
引っ越し費用の計画は、いつ始めればいいですか?
理想は6〜8週間前です。見積もりを取り、持っていかない物を売り、中古の段ボールを探し、解約の予告が必要な契約に連絡する時間が取れます。
引っ越し業者の料金を抑えるには?
同じ荷物のリストで最低3社から見積もりを取り、選べるなら月末や金曜日を避け、先に荷物を減らします。売ったり譲ったりした物は運ばなくて済みます。
家賃を二重に払う期間は必ずありますか?
旧居の解約予告期間や新居の工事などで、避けられないことがあります。その期間を予算に入れておきましょう。契約の期限や条件は人によって違うので、ご自身の契約書で確認してください。
引っ越しのときは、家具や家電をすべて買い替えるべきですか?
たいていは必要ありません。先に部屋の寸法を測り、本当に足りない物を書き出して、最初の数カ月で優先順に買い足していくほうが無理がありません。